1000万円の事業資金を出資で集めた方法
家事代行サービスを立ち上げました。(女性/50代)
私は今まで主婦でしたが、子供が学校にあがったのを機に事業を立ち上げたいと思いました。
それは自分があったらいいなと思っていた、痒いところにも手が届く家事代行サービスです。
私のような子育て中の主婦や仕ことに忙しい家庭を持つ女性、
高齢者などに安心で便利なサービスを届けたいと思いました。
事業を立ち上げる前に色々と情報収集をしようと思い、
創業者セミナーに出てみたり、異業種交流会などにも参加しました。
そこで得た知識や刺激をもとに事業計画書を作成し、いつでもプレゼンできるように持ち歩いていたのです。
そんなある日、出席した異業種交流会でとある女性社長さんに資料を見せて
夢を熱く語っていたところ、まさに自分が利用したいサービスだと言ってもらえたのです。
それだけでなく、私の事業に400万円を投資したいと言ってくださりました。
企業経営者からすれば大したお金ではないかもしれませんが、主婦だった私にとって
400万円は大金で驚くと同時に責任とやる気がみなぎってきました。
さらに、その女性社長の仲間も紹介してくださり、4人の方から合計で1000万円を集めることができたのです。
事業資金を出資で集められたことで返済の不安もなく、スタッフを雇い十分な研修も積んで最高の船出ができました。
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出資で事業資金をまかなう方法
出資は重要な資金調達手段
事業資金をまかなうというと、経営者が個人的に資金を拠出するか、金融機関などからお金を借りる方法がまず思いつきます。
ですが、重要な資金調達手段として忘れてならないのが、出資による方法です。
出資はその人の責任で行う投資であり、融資と違って返済する必要がありません。自己資金として使えます。
もちろん、好き勝手に使うのではなく、その人が出資に応じてくれた意味を考え、
掲げた目的に沿って収益を上げ、得られた利益を分配して恩返しをする必要があります。
出資者は企業や事業の目的に賛同し、かつ、成長に期待してお金を出してくれるからです。
出資者を募る
出資を得るには、1つとして出資者を募る方法があります。その代表的なスタイルが、株式会社の設立です。
株式会社というと上場して株式市場から資金を調達する方法がイメージされますが、上場しなくても出資を募ることはできます。
小さい会社では経営者をはじめ、親族等から出資を得て創業するケースが見られます。
また、共同して経営を行う人たちで互いに資金を出資しあって、株式会社を設立して事業を起こすケースもあります。
そのほか、取引先や大手の企業など資金力のある企業などに株主になってもらい、出資をしてもらう方法もあります。
もちろん、その事業に成長性や将来性がなければ、出資をしてもらうことはできません。
いかに事業計画を立てアピールできるかがカギを握ります。出資した人は株主となり、企業の経営に口を出すことができます。
外野からうるさく言われたくないという場合は定款で譲渡制限をすることで、物言う株主への譲渡を制限することが可能です。
投資ファンドに応援してもらう
小さな企業が株式会社として出資を受けるには、限界があることも少なくありません。
親族や一緒に経営をするメンバーからの出資だけでは、金額にも限りがあり、大きな事業を展開するには無理がある場合もあります。
大きな金額を調達したい時や、親族等の身内だけに頼りたくないという時には、投資ファンドから出資を得るのも1つの方法です。
投資ファンドというのは、ベンチャー企業や中小企業などを中心として、お金はなくても技術力やアイディアがあります。
そして、応援することで伸びると見込める企業に対して、出資をしてくれる投資家集団です。
もちろん、簡単に出資をしてくれるわけではなく、出資する価値があると認めてもらう必要があります。
それだけの技術や能力があるなら、融資以上に有利な資金調達手段となります。