無担保で事業資金を借りる方法
ケーキ屋のオープン費用で600万円借りました。(女性/30代)
私はパティシエとして6年間とある有名店で修業した後、
念願のケーキショップをオープンさせることになりました。
ケーキ屋さんになるのが子供の頃からの夢でした。
作り立てのケーキをすぐ食べられるよう、8席ほどのカフェスペースも作り、美味しいお茶も出せるよう、ティーマイスターやコーヒーマイスターの資格も取得しました。
そして、資格取得の勉強代やテナントを借りる初期費用で貯金を使い果たしてしまったので、
内装費用と店舗の備品や厨房の費用として600万円を借りたいと思ったのです。
しかし、不動産のような資産を持っているわけでもなく、お店は自分一人で経営しますし親はもう年金生活です。
そして、保証人になってくれる人もいないので無担保でどうにか事業資金が借りられないか悩んでいました。
私一人でケーキを作るので、大きな売り上げが望めるわけでもありません。
なるべく低金利で借りたいと思っていた時、自治体で女性起業家支援の制度があることを知りました。
保証人も担保も不要で1000万円までを1.2%で貸してくれるというもので、早速申し込みをしました。
創業計画書と共に自分の店がいかに地域に貢献できるかをプレゼンしたところ、
無事審査に通り、600万円の希望額を借りることができて本当に良かったです。
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無担保で事業資金を得る時に知っておきたいこと
無担保の事業資金は借入額が少なめ
事業資金には無担保タイプもあります。
担保を必要とするものは不動産担保ローンなどが多く、担保を設定することで数千万円といった高額融資も可能となっています。
無担保タイプのローンの場合は、担保を必要としないので限度額が少なめになっています。
最高500万円というローンが多いですが、借りすぎを回避するためにはよいでしょう。
ローンには利息が発生しますので、入額を圧縮するためにシミュレーションをしてから借りたいものです。
例えば、200万円を借りたい場合、うまく節約して必要資金を圧縮すれば150万円まで抑えられるようなケースがあります。
借入額が50万円減ることで返済が楽になるだけでなく、審査にも通過しやすくなるのです。
一番こだわりたいポイントは低金利
ローンを利用するうえで一番こだわりたいのは、低金利のローンを利用することなのです。
事業資金の金利は実質年率という年利になっており、14.5%といった表記になっています。
これは年間14.5%の金利が発生するという意味ですが、
1回あたりの返済金額、返済期間などにより、完済までの利息は変わってくるのです。
数万円程度の借入ならば金利にそれほどこだわる必要はありませんが、数十万円の借入になればこだわらないと損をします。
一般的な金利は15.0%〜18.0%程度になりますが、銀行では14.0%台よりも低い金利を設定しているところが多いです。
金利は高額の借入になるほど低く設定されるのが普通ですが、必要がなければ高額融資は受けないほうがいいでしょう。
万が一に備えてたくさん借りたいという方もいますが、借りた時点で利息が発生します。
ただし、利用枠を大きくするだけならば金利はつきません。
100万円の利用枠を確保して10万円だけ借りた場合は、金利は10万円に対してだけ発生するのです。
カードローンにするべきか、フリーローンにするべきか
事業資金にはカードローンタイプとフリーローンタイプがあります。
限度額500万円クラスのローンだと、担保なしで借りることができます。
カードローンタイプは、使い勝手は通常のカードローンとまったく同じです。
用途が事業資金に限定されるだけであり、それ以外は何ら変わりません。
フリーローンタイプは、カードがないので追加融資を受けにくいですが、借りすぎを防げるというメリットがあります。
自分の性格も考慮して選ぶといいでしょう。