事業資金を低金利の銀行ローンで借りる
銀行の事業向けカードローンで借りました。(男性/50代)
事業資金を今すぐ借りたいという場合、どこで借りるか迷いますね。
すぐに必要だけれど、借りた後の返済負担を考えれば、金利はなるべく低く抑えたいというのが悩みの種です。
一般的には時間をかけて慎重な審査を行うほど、低金利での融資が可能になります。
一方、スピード審査の場合は手続きが簡単に済む分、
返済不能のリスクがあらかじめ上乗せされて金利は高めに設定されています。
運転資金を必要に応じてすぐに借りつつ、返済負担も抑えられる方法はないか探していた時、
銀行の事業向けカードローンを見つけました。
銀行の事業資金融資というと、来店して担当者との面談をしたり、事業計画書の提出が必要で
審査結果が出るまでに10日程かかったりするものとばかり思い込んでいました。
しかし、カードローンならインターネット申込みOKで来店不要、審査も最短で翌営業日には出ます。
カードを受け取れば必要に応じてATMで借りられるので、いつでも急な資金ニーズに備えることが可能となります。
利用枠の設定は50〜500万円以下の範囲で可能なうえ、年利は保証料も含めて6.5%〜14.5%と低金利なのです。
私は300万円の申し込みをしたところ9.0%で審査が通り、スピード融資の割にはきわめて低い金利に満足しています。
融資の条件は営業年数が1年超であること、申し込む代表者の年齢が満20歳以上満65歳以下であること、
保証会社の保証が受けられることのみでした。
手続きも非常に簡単だったので、利用して良かったです。
おすすめの事業者向けローン
アイフルビジネスファイナンス
- 法人個人共に繰り返し借入OK、赤字決算でも申込み可能が嬉しい
- 無担保無保証、来店不要で書類提出後3日程度で融資とすごく早い
- 借入も返済も電話や提携銀行、コンビニATMから手軽に行えて便利
事業資金と銀行金利比較
銀行の規模によって異なる
銀行の融資がどのような仕組みで行われ、どのように利率が決まっているかというと、
まず、銀行は預金を集め、それを元手資金として融資を行います。
預金金利と融資金利の差額が銀行の収益となる仕組みです。
預金金利や融資金利は、景気や国の経済政策、市場金利の動き等によって決まります。
景気が冷え込み低金利の時代は、融資金利も低めにはなりますが、借入る事業者も収益が厳しかったり、
先行きが見えづらいため、なるべく低金利で借りたいと考えます。
この点、銀行でも預金がたくさん集まるところは、より大きな融資資金が準備できるため、
規模の利益が働き、金利を低めに設定することも可能です。
たとえば、メガバンクや大手都市銀行などがそれにあたります。
一方、地方銀行でも潤沢な資金力がある銀行も多いほか、地方銀行には地域密着型での営業というコンセプトがあり、
地元の中小企業と共に発展するという役割を担っています。
そのため、中小企業にはより低金利で貸すとか、一定の地域で事業を行っている事業主には
優遇金利を適用するといった融資条件を設けているケースも少なくありません。
ローン商品によって異なる同じ銀行が扱う融資でも、そのローン商品の特性により、金利設定は異なっています。
たとえば、不動産担保ローンでは不動産の価値を把握して、万が一返済できない場合でも、
抵当権を実行することで銀行は資金を回収することが可能です。
そのため、無担保のローンに比べると、資金回収不能のリスクが小さく、金利が低く設定できます。
また、一般的な事業用ローンでも保証人を立てると、金利が0.1%優遇されるなど担保の有無で差が設けられるケースもあります。
一方、無担保で借りられるカードローンにおいては手続きが簡素化され、即日審査を掲げている商品が少なくありません。
審査条件も厳格でなく、無担保ですぐに借りられる分、金利を高めに設定してバランスを図っています。
そのため、銀行の規模や特性、ローン商品の特徴を比較して、金利の高低を見極める必要があります。
融資を受ける事業者ごとに異なる
同じ銀行で、同じローン商品を利用し、仮に同じ金額を借りたとしても、
借りる事業者ごとに適用される利率が異なるのも、銀行融資ではごく当然に行われています。
そのために融資の申し込みがあると、返済能力について詳しく審査が行われるのです。
返済能力が高いと判断されれば、より低い利率が適用され、返済能力が低いと判断されれば、
回収不能のリスクを加味して高めの利率が適用されることになります。